ケープタウン訪問記 その3
9日は学会の最終日。午前中で学会日程のほとんどが終了したため、午後からは初日にチャーターしたCharlie&Nancyのタクシーを再度チャーターし、いざ喜望峰へ! ホテルから南下し、Muizenburgへ。インド洋側に出る。サメを監視するシャークスポットからインド洋をながめ、インド洋沿いをさらに南下する。海軍基地のあるSimon's Townで少し休憩をして、ケープペンギンが生息するBoulders Beachへ向かう。通常、観光客が立ち寄るところは20Rほど支払わなければならないのだが、運転手のCharlieがただで見れるポイントに連れて行ってくれた。
さて、そしてついにケープ半島の先端へ。ここは自然保護区になっており、入口で入場料を取られる。そして、ついに喜望峰へ。よく間違えられるが、喜望峰はアフリカ大陸最南端ではない。最南端はAgulhas岬で、喜望峰は最西南端である。また、紛らわしいが、近くにあるCape Pointは、ケープ半島の最南端で、ここにかつての灯台が残っている。晴天で空気も澄んでおり、最高の眺めであった。また、自然保護区では、バブーン(ヒヒ)やシマウマ、ボンテボック(シカ)を見ることができた。 Cape Pointを離れ、大西洋側を北上する。日も暮れてきたので、夕食を食べるためにHout Bayへ。ここでもCharlieがChapman's Peak Driveへ連れて行ってくれ、夕暮れ美しいHout Bayを見ることが出来た。その後、Hout BayのMariner's Wharfでシーフードのプレートを食べる。クラムチャウダーも美味しかったが、僕的にはイカリングがとても美味かった(笑) ケープ半島を十分に味わうことができた1日であった。
10日、ついに帰国の朝。帰国前に南アフリカのワインを購入したく思い、ホテルのコンシェルジュに近くで売っているところはないかと尋ねる。徒歩で数分のところにあるというので、1人で行こうとすると、ホテルマンを付けるという。朝でも危ないのかな? で、ホテルの近くのワインショップにホテルマンと一緒に行き、有機ワインを赤白1本ずつ手に入れる。
・自宅用の白ワイン:TUKULU Organic Chardonnay 2007ワインをパッキングし、ホテルをチェックアウト。三度空港へCharlieの車で向かう。途中、再度スラム街を見て、浮かれた気持ちは引き締められる。やがて空港に着き、名残惜しくCharlieと固い握手をして機上の人となった。 最後に・・・思えば、楽しいケープタウンを過ごせた大きな要因はCharlie&Nancyという素晴らしいドライバーに出会えたことだろう。2人には大きく感謝したい。